不起訴 - 刑事事件に強い大阪の弁護士法人ロイヤーズハイ

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【窃盗及び住居侵入事件 30代男性】「知り合いの女性宅に無断で入り,物品を盗んでしまった。そのことが女性の交際している男性にバレて,彼氏から…」

不起訴

事案の概要

知り合いの女性宅に無断で入り,物品を盗んでしまった。そのことが女性の交際している男性にバレて,彼氏から職場にバラす,刑事告訴されたくなければ,数百万円を払えと言われた事案

相談内容

自身のしてしまったことを反省はしていますが,被害女性の彼氏からものすごい剣幕でお金を払うよう脅迫,恐喝を受けています。自分では対応できませんし,どうすればよいでしょうか?

弁護士からのアドバイス

本事案の内容だと,盗んだ物品も財産的価値がほぼなく,相談者の方も警察に自首することを希望していること,本件とは無関係の彼氏が介入してきていることからすれば,自首したうえで,適正な示談金以上は払わないような示談活動を行えば,いずれにしても不起訴になる公算が高いと判断しました。
そこで,弁護士が自首に同行し,警察に事情を説明したところ,逮捕もされずに在宅捜査となりました。
被害女性及びその彼氏は,刑事告訴を交渉材料として極めて高額な金員を請求してきましたが,既に警察に自首をしたことにより相手方の交渉材料を無意味にさせたため,適正金額の示談金以上は一切支払わない旨を告げたところ,適正金額での示談が成立して,不起訴となりました。
このように,自首は,警察などの捜査機関に反省の意を示すことで自身の罪を軽減させるとともに,相手方の不当な請求を無意味にするためにも利用することができます。
同じような状況でお困りの方はお気軽にご相談くださいませ。