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【奈良県迷惑防止条例違反 50代男性】「近鉄電車内で隣に座っていた女性が寝ていると思って,わき腹を触る等したために…」

不起訴

事案の概要

近鉄電車内で隣に座っていた女性が寝ていると思って,わき腹を触る等したために,駅員を呼ばれて警察に通報された事案

相談内容

当時は,お酒を飲んでいて気が大きくなっていたことや,女性が寝ていると思ってバレないと思い,このような行為に及びました。今は公開と反省の日々ですが,前科をつけたくありませんし,謝罪もしたいと思いますので,示談活動をしたいと思って相談しました。

弁護士からのアドバイス

痴漢は満員電車で触るという類型か,隣に座っている女性を触るという類型のどちらかが多いと思います。後者の場合は,通常の感覚からすれば,バレるに決まっているわけですが,それでもやってしまう理由としては,女性が寝ていると思っていたとかお酒を飲んで気が大きくなっていた等の理由が多いと思います。
ただ,女性側からすれば恐怖と嫌悪感しか感じるはずもなく,いずれにしても許されることではありません。
本件でも,弁護士を通じて誠実に謝罪をして,示談活動を行った結果,示談に応じていただくことができ不起訴となりました。